アメリカのCostcoでは、Kawasaki車両の販売をしているのをご存知でしょうか?
車から始まり、ボート販売の成功を背景に、4年間各社に働きかけた結果、去年、南カリフォルニアでKawasaki販売パイロットプログラムが行われ、そして既に全国展開が始まっています。AZSSのオフィスから、買い物にでも行こうか距離内には4店のCostcoがあるのですが、たまたま行った1店でも販売していました。
仕組みとしては、地域ディーラーとの協働で、ディーラーが車両を展示、顧客はそのディーラーに連絡、最寄のディーラーを紹介されるというもの。車両はCostcoメンバー特別価格で、パーツやアクセサリーも20%引き、そしてCostcoの250ドル分の商品券付き。
購入までがめんどうくさそうでもあり、Kawasaki側には難色感もあるようですが、Costcoの来店客数の多さが導くものは、「とにかく人の目に触れる」「乗ろうというところまでは行っていなかった人に宣伝の手が届く」。
Costcoの「車も売っていこうよプログラム」(AZSS勝手訳、正式名称はAffinity Development for the Costco Auto Program)は好調で、Volvoでは、販売の40%を占めた車種もあり(特定プロモーション期間中の特定車種)、情報をうのみにして書いてしまうと、07年、08年と、自動車業界の販売が18%落ちたとき、Costcoのそれは18%伸びていたそうです。そして、ボートのSun Ray社によると、Costco通しでボートを購入した半数以上が、「今までボートを持っていなかった人」。
Costcoよりも前に、Best Buy(家電チェーン店)ではBrammo Inc.の電動バイクを販売していました。CanadaのCostcoでは、カリフォルニアのZero Motorcyclesと協働で、やはり電動バイクを販売しています。
さて、Kawasakiから話題は離れて今日のブログは終わりますが、Costco5500万人のメンバーの中間所得額(平均ではなく、最多所得額と最小所得額の中間)は、何と$100,000以上!!CostcoのKawasaki販売は業界でも話題になりましたが、いや、そっちの額のがよっぽど吃驚。
おまけの写真はCostcoで売られていたツールです。
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