Monday, November 5, 2012

9,3%までの足し算


それはPhoenixでのSales Tax(売上税)。そうです、9.3%です。高いです。売上税競争(そんなもんありませんが)では堂々の全米2位。


まず、州の売上税が6.6%。
そこに郡が0.7%を足し、
合計7.3%に、各市が足します。
Phoenix市では2%、つまり、合計9.3%となります。
もっとも高い市は4%、もっとも安い市は1.5%。


また、すべてに一律にかかるのではなく、たとえば、家庭内消費用の食品(加工食品は除く)には州の売上税はかかりませんが、市は独自の裁量で課税でき、Phoenixのあるマリコパ郡では、ほとんどの市が課税。Phoenixでも2010年より食品に2%課税するようになりました。


ところで、消費税と売上税の違いですが、また、へんな話題に口をつっこみますが、消費税は消費に対してかかる税金で(そのまんまや)、売上税は売上げに対してかかる税金です(おそろしいほどそのまま)。どちらも一般消費者が負担する点では同じですが、前者は業者間での仕入れにも発生するのに対し、後者は発生しません。つまり、製造業者から販売業者への納入時に、消費税は発生しますが、売上税は発生しない、というわけです。


ということで、
写真は、昨日に引き続き、ブログの話題にはまったく関係ないPhoenix田舎部夕方の月。

緑はある、砂漠にも緑はあるが、こんなトゲトゲ。

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