QTは"Quick Trip"というガソリンスタンドの略です。コンビニがくっついています。
(もともとは、general store=雑貨店で、後年、gas station部分がくっつきました。)
Phoenixでの開業は2000年から。
日本のコンビニの食材の充実加減を思うと、
特に日本人の我々にとっては、アメリカのコンビニのなんとサミシイこと。
おにぎりもないし(当たり前だし)、
冬になってもおでんも無いし(あったらむしろコワイし)、
美味しいスイーツもありません(甘い甘い甘すぎるスイーツはあります)。
そこで、出てくるQT。
残念ながら美味しいスイーツはありません。しかし、さすが、Quick、早いです。混んでいれば1台のレジの両側から客をさばきます。日本の朝のJR駅のキオスクの客さばきを師範級とするなら、QTのさばき加減は師範代ぐらいまではいく勢い。レジが混んでくれば、「こちらへどうぞ」的な声もすぐかかります。
しかも。
ガソリンを入れたときに、レシートが出てこなかったためしがありません。普通は、店員の気が回らず、或いは、その意欲なしで、レシートの紙の補充のし忘れ、紙切れも珍しくないというのに。
おまけに、広く、明るく、店舗がまだキレイで清潔感あり。のみならず、従業員は明るく(比較的明るく)挨拶だってしてくるぞ。「あなどれぬ、アメリカ」部分。
日本では、どこでもこのぐらいの基準は軽くクリアしていると思うのですが、このアメリカで、この、客を屁とも思っていないようなアメリカで(いや、屁以上だとは思ってると思いますが)、このサービスを提供するとは………………何だよ、やりゃ、できんじゃん。
どうしたら、そうなるのか、社員教育風景を是非見学させて頂きたい。
*アメリカでもファミリーマートがFamima!として進出しています。しかし。失礼を省みず申し上げるなら、一生懸命働こうとする従業員の気力が、サービス向上につながらず感あり。故に、余計、QTの社員教育事情への興味増大。と、失礼にひとこと多いんだよ的に今日のブログは終わります。*
Monday, January 30, 2012
Thursday, January 26, 2012
バイクの祖先
1899 De Dion
Bouton Puget Three Wheeler
車体説明では、「アフリカのルーシー」バイク版だとありました。
何故なら「以降のバイクの95%が、このパワープラントの直系子孫でできている」ため。
オークション出展車両です。AZSS素人部は、ついついビッド価格の高いバイクに目がいきがち。この祖先は195,000ドルまで上がりましたが、さらに上のリザーブ価格が設定されていた模様。
って、195,000ドルですよ。なんて書くと、ったく、トーシロが、という舌打ちが聞こえそうで、AZSS玄人部門に感想を求めたところ、「内燃機は変わんないもんなんだな」。う~む、あまりインパクトのない感想ですみません。
出展車両は、HDから、HKYS(勝手に略した日本車4車)車から、Triumphから、Indianから、Hendersonから、Excelsior Hendersonから、Popeから、Ducatiから、AJSから、Boss Hossから、Clevelandから、Confederateから、Denver Chopperから、Sucker Punchから、Flying Merkelから、その他まで、もういろいろ。1894年のRoper Steam Motorcycleとやらは425,000ドルまで競り上がりました。 (あぁ、またつい価格に...。)
ルーシー:アフリカで発見されたアウストラロピテクスの個体遺骨いや、個体化石人骨。人類の祖先だと言われていました。
Saturday, January 21, 2012
アメリカのCostcoではバイクも売ってる
アメリカのCostcoでは、Kawasaki車両の販売をしているのをご存知でしょうか?
車から始まり、ボート販売の成功を背景に、4年間各社に働きかけた結果、去年、南カリフォルニアでKawasaki販売パイロットプログラムが行われ、そして既に全国展開が始まっています。AZSSのオフィスから、買い物にでも行こうか距離内には4店のCostcoがあるのですが、たまたま行った1店でも販売していました。
仕組みとしては、地域ディーラーとの協働で、ディーラーが車両を展示、顧客はそのディーラーに連絡、最寄のディーラーを紹介されるというもの。車両はCostcoメンバー特別価格で、パーツやアクセサリーも20%引き、そしてCostcoの250ドル分の商品券付き。
購入までがめんどうくさそうでもあり、Kawasaki側には難色感もあるようですが、Costcoの来店客数の多さが導くものは、「とにかく人の目に触れる」「乗ろうというところまでは行っていなかった人に宣伝の手が届く」。
Costcoの「車も売っていこうよプログラム」(AZSS勝手訳、正式名称はAffinity Development for the Costco Auto Program)は好調で、Volvoでは、販売の40%を占めた車種もあり(特定プロモーション期間中の特定車種)、情報をうのみにして書いてしまうと、07年、08年と、自動車業界の販売が18%落ちたとき、Costcoのそれは18%伸びていたそうです。そして、ボートのSun Ray社によると、Costco通しでボートを購入した半数以上が、「今までボートを持っていなかった人」。
Costcoよりも前に、Best Buy(家電チェーン店)ではBrammo Inc.の電動バイクを販売していました。CanadaのCostcoでは、カリフォルニアのZero Motorcyclesと協働で、やはり電動バイクを販売しています。
さて、Kawasakiから話題は離れて今日のブログは終わりますが、Costco5500万人のメンバーの中間所得額(平均ではなく、最多所得額と最小所得額の中間)は、何と$100,000以上!!CostcoのKawasaki販売は業界でも話題になりましたが、いや、そっちの額のがよっぽど吃驚。
おまけの写真はCostcoで売られていたツールです。
Wednesday, January 18, 2012
FBI
こんなタイトルにして、政府の密かな探索により、ブラックリストに載らないことを切に祈ります。
さて、我々にとって、Deer Valley Roadと言えば間髪入れずに即座にMMIですが、卒業生の皆さん、鹿の谷道路に、もう一つ名物ができました。そうです、FBIの支部です。
ずいぶん長くかかっていた気がするビルの建設。何ができるんだろうと長々と思っていたビルの建設。それは、FBIのビルでした。カッキー。写真を撮ろうと思いましたが、怖くてやめました。
さて、Deer Valley通り沿いには、MMIのほかにもバイク関連社は多く
-Jim Nasi Customs
-Trask performance
-AJ'S Cycles and Service (おじいちゃん&おばあちゃんでやっています)
-Screwi Lewie's Motorsports などがあります。
(Jim NasiとTask PerformanceはDeer Valleyより少し南に入ったところです。)
AZSSのあるCave Creek通りも、VicotryのディーラーはBell Road沿いに移ってしまったものの、
- Buddy Stubbs Harley-Davidson
- North Valley Honda/ Kawasakiなどのディーラーのほか、
- Cycle Gear(バイク用品チェーン店)
- AZtrackday(レーストラック試走体験などを開催、日本車バイクのレンタル有り)
- Ram Jet Racing(MMI生御用達的存在)
- Iron Horse Corral(カスタムと、consignment=コンサインメント=委託販売)
- Discount ATV(中国製のATVやスクーターを販売)
- Arizona Motorcycle Repair(地味に昔からあります)
- Motorcycle Garage(最近オープン、American V-TwinとBuellのメンテナンスショップ)
- Mototire(MMI卒業生が経営するタイヤ交換専門店)、など、バイク関連ショップ多し。
そういえば、Cave Creek沿いには、大昔、Sonny Bargerのお店もありましたが、1年以上にわたる潜入捜査の結果のアリゾナ州内犯罪組織一斉手入れ前に店じまいしました。
という話で終わりかけましたが、忘れていました、AZSS(Hard Eight)オフィスの隣は、知る人ぞ知るだから知らない人は知らない、Steve Kafca。、ポリマークリスタルのクールタイも販売している彼は、実はなかなかに著名なピンストライパーでもあります。
-Kafka's Kool Ties
さて、我々にとって、Deer Valley Roadと言えば間髪入れずに即座にMMIですが、卒業生の皆さん、鹿の谷道路に、もう一つ名物ができました。そうです、FBIの支部です。
ずいぶん長くかかっていた気がするビルの建設。何ができるんだろうと長々と思っていたビルの建設。それは、FBIのビルでした。カッキー。写真を撮ろうと思いましたが、怖くてやめました。
さて、Deer Valley通り沿いには、MMIのほかにもバイク関連社は多く
-Jim Nasi Customs
-Trask performance
-AJ'S Cycles and Service (おじいちゃん&おばあちゃんでやっています)
-Screwi Lewie's Motorsports などがあります。
(Jim NasiとTask PerformanceはDeer Valleyより少し南に入ったところです。)
AZSSのあるCave Creek通りも、VicotryのディーラーはBell Road沿いに移ってしまったものの、
- Buddy Stubbs Harley-Davidson
- North Valley Honda/ Kawasakiなどのディーラーのほか、
- Cycle Gear(バイク用品チェーン店)
- AZtrackday(レーストラック試走体験などを開催、日本車バイクのレンタル有り)
- Ram Jet Racing(MMI生御用達的存在)
- Iron Horse Corral(カスタムと、consignment=コンサインメント=委託販売)
- Discount ATV(中国製のATVやスクーターを販売)
- Arizona Motorcycle Repair(地味に昔からあります)
- Motorcycle Garage(最近オープン、American V-TwinとBuellのメンテナンスショップ)
- Mototire(MMI卒業生が経営するタイヤ交換専門店)、など、バイク関連ショップ多し。
そういえば、Cave Creek沿いには、大昔、Sonny Bargerのお店もありましたが、1年以上にわたる潜入捜査の結果のアリゾナ州内犯罪組織一斉手入れ前に店じまいしました。
という話で終わりかけましたが、忘れていました、AZSS(Hard Eight)オフィスの隣は、知る人ぞ知るだから知らない人は知らない、Steve Kafca。、ポリマークリスタルのクールタイも販売している彼は、実はなかなかに著名なピンストライパーでもあります。
-Kafka's Kool Ties
Saturday, January 14, 2012
S&Sの答え
S&Sが、MAPPというものを設定しました。
(Minimum Advertised Price Policy:最小宣伝価格ポリシー)
MSRP以下で宣伝(価格)を出してはいけないというものです。
(Manufacturer Suggested Retail Price:メーカー提案小売価格)
オークションも含み、インターネット関連がメインとなるのでしょうが、テレビやラジオの宣伝でも雑誌広告でもチラシでも、とにかく宣伝でMSRP以下の価格を出してはいけない、ただし、このポリシーは実際の販売価格には関与しないという内容です。
ウェッブサイトに掲載される価格は基本的に宣伝価格とみなされ、インターネット上のオークションでもリザーブ価格をMAP以下に設定できず、「商品をバスケットに入れて価格を見る」や、「料金はお問い合わせください」などで提示される価格は、MAPP基準を満たしていなければなりません、が、販売段階に入った途端、つまり、ショッピングカートや注文ページ上の価格は宣伝価格ではなく販売価格とみなされてMAPPは関与せず、たとえばチェックアウト時に、購入履歴でディスカウントが提供されるなどはMAPP関与外、つまりそれもOKということになります(正確にはOKではないのですが、MAPP関与外=新ポリシー下では規制対象外)。ただし、MAPP基準が該当するケースでの違反には、ビシっとした罰則規定も設けられています。
珍しいポリシーではありませんが、規制が強化されたのではなく、健全価格を目指しつつ、ディーラーに禁止していたオンライン販売を、S&Sはこのような形で許可したということ。e-commerce(イー・コマース、電子商取引)へのS&Sの答えです。
S&S Cycle Inc. MAPPポリシーページ
Tuesday, January 10, 2012
Monday, January 9, 2012
お互い様
震災直後の、アメリカ人Bとの日本語での会話:
B 「ニホン、ノ、縁者ハ、ダイジョウブ、デスカ。」
AZSS 「はい、とてもショックを受けていますが、大丈夫です。」
お心遣いありがとうございます。しかし、縁者……とは……。そなた江戸時代から参ったか?
その後、使用言語が英語に移っての、『ある状況下での仲間はずれ』に話題が移り:
AZSS 「まぁ、excommunicateみたいなものですよ。」
B 「それはちょっと大げさです。」
Bは軽く下を向き、その頬が軽くゆるんだ!
お互い、やらかしあってます。
前回ポストに引き続き、日暮れて言語習得の道遠し。
*excommunicat:エクスコミュニケイト、(キリスト教)破門*
Saturday, January 7, 2012
ラスカル
いや、オスカルではなく。
オスカルも、歴史的にと言っていいのか、相当古いですが、ラスカルも古いです。それは、「あらいぐまラスカル」という77年放映のアニメ。書かずとも、みなさん、予想がつくと思いますが、あらいぐまが出てきます。見たことはありませんが、あらいぐまが出てくる、それだけは知っていました。
さて、現代のある日。
庭の木を見ると、何者かにかじられ折れかかっている枝。小枝とは言え、いったい何者が?
そこで思いついたのが、"The America's Most Funniest Home Videos"というテレビ番組中の視聴者からの投稿ビデオによく出てくる、迷惑行為頻度の高いあらいぐま(ラクーン)。
早速の米人Aとの会話。
「何かの動物が庭の木をかじってるんです、多分、ラスカルとかラクーンだと思うんです」
「...そうですか」
「でもなんだか正体がわからなくてちょっと不気味です、ラスカルとかラクーンぐらいの大きさならいいんですが、もっと大きな動物だったら...」
「.........そうですか」
お気づきになったでしょうか、Aが答える前の躊躇時間が少し増えています。その後も連発されるラスカルとラクーンに、A、思いあまったふうで、
「ラクーンはともかく、ラスカルって......そういう...動...物...じゃないですよね?」
「えっ!何ですと!?」
ラスカル(rascal)は、ラクーン(あらいぐま、racoon, raccoon)の品種別名ではなく、「ならず者、いたずらっ子、わんぱく小僧」って意味でした。いや、知らなかった、あぁ、吃驚。
早速の日本人Bとの会話。
「で、あらいぐまって言ったら、ラスカルでしょ?」
「いや、ラスカルって、なんか乱暴する人とかそういうことでしょ?」
何と!一般常識でしたか。
考えてみれば、仮にパンダがアニメの主人公になったとしても、そのタイトルが「大熊猫パンダ」になるなんてことはまずないですよね。あぁ、不覚。
Wednesday, January 4, 2012
Sunday, January 1, 2012
A Double Rainbow
謹賀新年
2012
新しい年へ出発
本年もどうかよろしくお願い致します
2つ目の虹は色のスペクトルが逆。
「ところで、AZSS NEWSの頃から思っておったが、アンタの写真の腕はどうにかならんものか」
はい、どうもすみません。
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